菜の花

豊かさとは、人生において非常に重要な要素を兼ね備えている。なお一般常識としては経済的にゆとりがある事や、恵まれている生活をしている所謂、上層クラスの生活をしている人々の様に感じられる。

しかしながら豊かさの源、根元は、『スキマ』や『余裕』という意味に繋がる。
すなわち『有り余っているという事だ。

人によってはたくさん持っているからたくさん使ったりとか、たくさん減らす事に重きをおく事かもしれないがとんでもない。

有り余ってるという事は、既に持っている事。そしてそれが日常として認識・意識していることである。

それらを兼ね備えていることで平常心に繋がり、美や優雅な感覚を味わえる事にも繋がる。

現代のような便利な生活があり、且つ都会のような時間の流れが早い生活に慣れると、非常にゆとりそのものを忘れる。

昔の時代は洗濯や調理も、ガスや電気などは無く、火を作る事から始め、また洗濯物を水に入れ板に乗せて手でこする作業から行っていた。

しかし現代はどうだ!ボタン一つで楽々カンタン。あーっという間!

おかげさまで時間はあるから、何でも出来る。テレビにスマホにゲームに。

時間が有り余ってるから損だと。
さっさと使わないと損すると。

現に、電車や信号で乗り遅れたり、青に間に合わなかったりするだけでただただ焦る。

次のに乗ればいいだけなのに、なぜか急ぐ。
乗れればいいけど、乗れなかったら損した気分になる。
(恐らく乗れても多少、焦りは残るはず)

心はイライラ、焦り、そして電車では傷付かないフリをし、目が合った人に対しても無表情。

そんな日常じゃーもったいない。

それなら如何に自分自身が豊かになって幸せな感覚を広げられるか。
そんな所にも焦点を当てて伝えていきたい。

豊かさ②へ続く