前回は豊かさについての諸情報をお伝えした。
その豊かさが如何に大事かと、如何に重要なのかという事はこれから徐々におってお伝えしたい。
豊かさとはある意味、何をしない事に繋がる。
それって意味分かんないし、どういうことだ?
ハッキリ言おう、何もしないことだ。
つまり例で言うとこうなる。
例えば、新婚ホヤホヤのカップルが海外旅行で定番となる南国。
ハワイやグアム、タヒチ、バリ島にあたるそれらの地でハネムーンを取った。
彼らは約5日~10日間、そこで休暇を取ることになるがどこへも出かけずに、ただただホテル周辺をウロつくだけだ。
なんだそれ!
せっかく海外に旅行しに来たんだからハワイのダイヤモンドヘッドを観たり、パラセーリングでマリンスポーツしたり、海中の魚類と泳いでみたり、イルカウォッチングしないと損するじゃないか!
そう思う事だろう。
しかし、何もしない。
それが豊かさに繋がる道だからだ。
理由は簡単。
普段の日常で、仕事や家事、育児に追われどちらかが、また互いに取る時間が無いにもかかわらず非日常の旅行でも同じ事をするだろうか。
普段、愛する人と何にもしないで料理が出てきて、何にもしないで部屋が掃除されていて、他人の目を気にしたり、気を使い、他人に急がされたりする事が全く無い日常はあるだろうか?
断言する、無い。それは無いだろう。
そして海外という非日常。
日本語しか出来ない人にとっては他人の目を気にする余裕などなく、自分が如何にして生きていくか、生活するかで必死になる。
そして極め付けは、旅行のスケジュールを入れない事で何でも出来る。
すなわち、前回お伝えした余裕である。
スケジュールをあらかじめ決めておくと、時間に急がされ、予定がズレると焦りにも繋がる。
バスの時間に間に合わない、ご飯が遅くなる、ディナーショーに間に合わない。
ホテルのチェックインに間に合わない!ホテルに電話しないと!と。
不安と焦りが募るだけ。
挙げ句の果て、2人でケンカになるかも?
(仲良くしましょ^^)
要はスケジュールを入れず、ただひたすら2人だけの空間を。
日常であるが、非日常空間を味わう事がどちらの豊かさにも繋がるのだ。